会議室のタイプ別メリット&デメリット

オフィスデザインで悩みがちなミーティングルーム……各タイプのメリットとデメリット

 

オフィスデザインを検討する場合に欠かせないのがミーティングルームです。さまざまなタイプがあり、それぞれメリットとデメリットがありますのでどんな会議室にするか悩む場合もあるでしょう。

そこで、ミーティングルームのタイプ別にメリット・デメリットをご紹介します。

パーテーションで区切られたミーティングルームのメリットとデメリット

オフィスデザインを考える上で欠かせないミーティングルームですが、1つ目の形態としてご紹介するのは、パーテーションで区切ってあるミーティングルームです。

メリットとしては、パーテーションを取り除くことによってミーティングルーム以外のスペースとしても活用できることがあげられます。オフィス全体が広くない場合、固定したミーティングルームを作ってしまうと使っていない時間は無駄なスペースとなってしまうおそれがありますが、パーテーションの会議室であればスペースの無駄を最小限に抑えることが可能になります。

デメリットはミーティングルームの中と外を区切る壁がないため音が漏れたり入ってきたりすることです。会議をしていても室外からの音で集中できない事態が起こりえますし、会議をしている声が漏れて外側で仕事している人が気になってしまい作業効率が落ちる懸念があります。ミーティングルームのためのスペースが十分確保できないオフィスには向いているタイプといえるでしょう。

 

ガラス張りミーティングルームのメリットとデメリット

2つ目はガラス張りのミーティングルームのメリット・デメリットです。

まずメリットですが、オフィス内にガラス張りの部屋を作ることによって独立したスペースを確保しつつ、視界を妨げないガラスによって広く感じられる点があげられます。また、室外の様子が見えるガラス張りのミーティングルームで議論をすることで心理的にオープンな状態になり、活発な議論をしやすくなるという点もメリットといえるでしょう。

一方デメリットですが、ミーティングをしている間、外から見られているような気になって議論に集中しにくいことがある点があげられます。さらに外部からの来訪者がミーティングルームの横を通過した場合、ホワイトボードやプレゼン画面などが見えて社内情報が外部に漏れるリスクがある点も難点でしょう。スイッチを入れることによってスモークガラスになるタイプにすれば問題は解決しますが、コストがかかるため導入はなかなか難しいかもしれません。

 

窓のないミーティングルームのメリットとデメリット

ミーティングルームの3つ目のタイプは窓のないミーティングルームです。

メリットとしては、窓がないことによって外部からの情報をシャットアウトでき、ミーティング参加者が議論に集中できるという点があげられるでしょう。会議中に外の様子が気になると集中力を欠いてしまうものですが、その心配がないのは大きな利点といえます。また、オフィス全体の中で窓に面した部屋はなかなか確保しにくい場合がありますが、窓のない会議室であれば位置を気にせずオフィス内のどこでも設置できる点も魅力でしょう。

デメリットとしては、外の光が入ってこないため蛍光灯などの下で話し合いを行いますので時間感覚が失われがちになることと、窓がない部屋に長時間いると閉塞感から息苦しく感じてしまい頭の回転が鈍る人がいることでしょう。ただし、実際には窓のないミーティングルームは世の中にたくさんありますので、慣れの問題といえるかもしれません。

 

狭いミーティングルームのメリットとデメリット

ミーティングルームは広さも重要です。4つ目のタイプとしては狭いミーティングルームです。

狭いミーティングルームにもメリットがあります。それは、ミーティングに参加する人の距離が物理的に近くならざるをえないという点です。参加者が強制的に近い距離で議論をすることになり、必然的にパーソナルスペース内に人が入ってきますので緊張を感じて脳が活性化され、活発な議論が期待できるでしょう。また少人数でちょっとした打ち合わせをする場合などにも使いやすい点もメリットです。

しかしデメリットもあります。狭いミーティングルームは大人数での会議に利用できないことがまずデメリットとしてあげられるでしょう。また、人によっては、狭い場所では閉塞感や不快感を覚え議論に集中できないことがある点もデメリットといえます。オフィスの大きさによっては狭いミーティングルームしか作れない場合もありますので、ガラス張りにする、窓がある場所を会議にするなどの工夫も大切でしょう。

 

広いミーティングルームのメリットとデメリット

最後は広いミーティングルームのメリット・デメリットです。

メリットの1つ目は、大人数での会議ができることです。本来は大人数で会議をしたいと思っても、ミーティングルームサイズの制限から参加者が限られてしまうこともあります。しかし、大きなミーティングルームがあればそういった問題は起きないでしょう。2つ目はパーテーションなどで区切れば複数の会議室としても活用でき、机とイスを片付ければ展示室など別の目的としても使用できる点です。

また、広いミーティングルームのデメリットの1つ目は少人数で会議をする場合、誰もいないスペースが大きくなり落ち着かなくなる可能性あることです。落ち着かないと議論に集中できなくなってしまうでしょう。2つ目は空調の効率が悪くなることです。利用時に個別空調を稼働させる場合、狭いミーティングルームと比較すると部屋が広い分どうしても効率が悪くなりがちです。3つ目は、利用しない場合に無駄なスペースになってしまうことです。