オフィスデザインの効果とは? 経営戦略的ツールとして見てみた場合

オフィスに「デザイン」は必要なのでしょうか。それを生業とするユニオンテックのUT SPACEの答えはもちろん「YES」です。

しかし中には、近視眼的にコストパフォーマンスを考えてしまい、こだわった内装やオフィス家具などの設えは収益に直接関係するものではなく、圧縮すべき対象と考える人も少なくないことでしょう。

ここではオフィスデザインが、企業に何をもたらすことができるのかを見ていきましょう。

デザインとは何なのか?

そもそも「デザイン」とは何なのでしょうか?

『グッドデザイン賞』に代表されるデザイン振興事業を手掛ける『公益財団法人日本デザイン振興会』によれば、以下のように明記していました。

“「常にヒトを中心に考え、目的を見出し、その目的を達成する計画を行い実現化する。」この一連のプロセスが我々の考えるデザインであり、その結果、実現化されたものを我々は「ひとつのデザイン解」と考えます。” (https://www.jidp.or.jp/ja/about/firsttime/whatsdesign)

つまり、質の高い設計・デザインが施されたオフィスは、そこで時間を過ごす人々のために特化して作られた空間であり、業績向上に確実に貢献するものたりえるのです。

それは必ずしも即効性があるわけではないかもしれませんが、スタッフの発想力やモチベーションを高め、顧客に対しての信頼度を向上させ、社内のコミュニケーションの活性化を支援します。

端的には、オフィスデザインが以下のようなことに対する革新をもたらすことに期待できるでしょう。

1. 発想力・創造性の向上
2. 業務効率・生産性の改善
3. 人材新規採用・優秀スタッフの離職予防

だからこそ、オフィスにおける「デザイン」とは、経営戦略的ツールとして理解すべきものなのです。

オフィス空間のコンセプトも、デザインも、機能性も、予算もご相談ください

発想力・創造性を育むオフィスデザインの力

エントランス(トレンダーズ株式会社)

UT SPACE事例・実績 : トレンダーズ株式会社 様

グローバル化が進展する社会環境で企業が生き残るためには、常態的な革新、イノベーションが不可欠となりました。そこでオフィスデザインの効用として最も期待できる顕著なもののひとつが「発想力」「創造性」の育成効果です。

これはクリエイティブ職や開発者だけに要求される能力ではなく、全てのスタッフに求められるものです。企業運営に関わる全てのスタッフが新鮮な発想力に満ちあふれていれば、アイデアのシナジー効果が発生し、絶大な競争力の源となり得ます。

このような状況を生み出すためにマネジメントサイドが取り組むべき課題は、就労環境の整備です。具体的にはオフィスデザインへの投資です。

現代的なデザインの持つ力は「機能性」と「美しさ」の絶妙なバランスを表現することにあります。例えば、優秀なデザイナーが考えた機能的かつ美的なデザインの椅子などは、作業効率の向上とともに美的な喜びも提供します。

このような「機能」と「美しさ」の調和は全ての企業が提供する商品・サービス価値の目指すところと同じです。現代の顧客は「機能」だけでは満足しません。「美しさ」という普遍的な価値が備わってこそ、競争力を持ち得ます。

秀逸なデザインによるオフィスで日常的に執務をしていれば、そのようなバランス感覚や発想力、創造性が自ずと形成されていくのです。それがたちまち、自社の競争力の強化につながっていきます。

オフィスデザインが仕事へのモチベーションを高める

会議室(株式会社YCMリアルエステートインターナショナル)

UT SPACE事例・実績 : 株式会社YCMリアルエステートインターナショナル 様

仕事をするときに最も重要な心理的状態は、いかに高いモチベーションが維持できるかという点にあります。オフィスワーカーにとっては、仕事の内容と同じようにオフィスの就労環境も重要な要素のひとつです。

オフィスでの仕事を分析的な観点からみると、共同作業の前段階としてまず個人作業があります。個人の成果を最終的に統合して結果を導くプロセスを「業務」と呼ぶわけです。これには様々な段階があり、それに応じた環境は作業の効率とクオリティを高めます。

例えば、個人作業には集中出来るような「閉じた」空間デザインが必要となります。また、ディスカッションの場面では、参加者の自由な発想を引き出すための「開放的」かつ「創造的」なデザインの空間が望まれます。

優れたオフィスは、空間全体に緩やかな統一感も備えつつ、場面に応じた空間の設えが細かくビルトインされています。つまり、さまざまなレベルでのモチベーションを高める空間が設えられているのです。

オフィス空間のコンセプトも、デザインも、機能性も、予算もご相談ください

オフィスデザインが優秀なスタッフを呼び寄せ、定着させる

執務室 株式会社CUE

UT SPACE事例・実績 : 株式会社CUE 様

優れたデザインのオフィスであれば、優れた人材を呼び込むことにも貢献します。同じような業務を行うのであれば、人はよりよい就労環境を選ぶものです。

入社を検討する時に、スキルとモチベーションの高い人材であればあるほど、就労環境の快適さは重要な判断基準となるようです。

その理由は、上述の通り発想力・創造性やモチベーションを刺激する環境が整っているからです。

エントランスデザインは会社の顔

エントランス ロケットジャパン株式会社

UT SPACE事例・実績 : ロケットジャパン株式会社 様

外資系企業はオフィスのエントランスデザインに非常に気を使う傾向があります。なぜなら、エントランスは企業の最高のアピール・ツールだと理解しているからです。

自己主張をしないものは存在価値がないとみなされる欧米文化ならではの発想ではありますが、グローバル化した現代社会では日本の企業でも参考にするべき点が多々あります。

ある会社がどのような社会的立場を目指しているのか、どのような社会貢献を意識しているのかを、エントランスのデザインによって表現するのは効果的です。

なぜなら、言語を介さず感覚的に、一瞬で伝えることが出来るからです。会社のコンセプトを文章にすると長文になりがちですが、それを瞬時にして知覚してもらうツールがエントランスなのです。

では、エントランスデザインの基本はどのようなものでしょうか。社会的常識を押さえつつ、部分的に新規性を感じさせることがポイントです。

自社の業種・業態について安定的で確立されたイメージを基本にしつつ、最先端の事象をアクセントとして表現することです。いわば「不易流行」という2つの異なる価値観の共存が、緊張感のあるリズムを生むわけです。

一般に、取引先や顧客は新規性を望みますが、同時に安定的であることも要求してきます。両者のアンビバレントなバランスを表現しているかどうかが、デザイン選定の基準となります。

コミュニケーションインフラとしての「線」のデザイン

執務室 会議室 株式会社ポッケ

UT SPACE事例・実績 : 株式会社ポッケ 様

オフィスではさまざまなスタッフが活動しますが、物理的な存在としての「身体」の動きを十分に分析・反映した「動線」計画はオフィスデザインの基本です。

今や情報インフラの整備により、オフィス外でのノートPCやタブレットによる執務が可能になっています。このようなサイバースペース経由でのテレワークが可能な時代には、わざわざ集まって共同作業を行う場としてのオフィスの役割は自ずと変化していきます。

個人的な集中作業の場というより、対面によるコミュニケーションを誘発する場としての機能が重視されるようになります。そして、さまざまなレベルに応じた動線の設えがオフィスデザインの基本となります。

2人で話す時、大勢で話す時、一対多または多対多でディスカッションする時など、他人と対面するためには効率的なアプローチはどのようなものでしょうか。これは直線的な距離のみではなく、空間全体のボリュームによっても左右されます。

また、「動線」と同じように重要なものに「視線」のデザインがあります。眼差しは、癒やしにもなれば暴力にもなります。そのコントロール次第でオフィスの生産性が激変する可能性があります。

境界要素にプランターを置くのか、パーテーションで区切るのか。また、間仕切壁を立てるとすれば、素材や厚みはどうするのか。ガラス壁であれば不透明度をどこまで上げるのか。

オフィスでの「線」のデザインは、コミュニケーションをコントロールし、高い生産性を目指すには不可欠の要素と言えます。

オフィス空間のコンセプトも、デザインも、機能性も、予算もご相談ください

 


ユニオンテックのUT SPACEでは、綿密なヒアリングを通じてオフィスの現状、オフィスに対するご要望を踏まえた上で、オフィスデザインや空間全体の雰囲気に“御社の想い”を反映していきます。

「どのようなエントランスがいいのか、具体的にイメージがわかない…」というクライアント様もお気軽にご相談ください。これまで数多くのオフィスデザインを手掛けてきた経験と実績をもとに、具体的なアイデアやデザインをご提案させていただきます。

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