オフィスデザインのノウハウ デザインも機能も重要、床はどうやって決める?

デザインも機能も重要!オフィス(事務所)の床はどうやって決める?

ふだん、あえて意識することは少ないですが、毎日歩き、目にすることになるオフィスの床は、オフィスデザインで重要な要素です。機能やデザイン、雰囲気に合わせて選ぶようにしましょう。

ここでは、オフィスの床の素材や色合いについてご説明します。

 

床のデザインとゾーニング

道路には、車が走るゾーンと歩行者用のゾーンを分けるためのラインが引かれていることがよくあります。これも、ひとつの土地を分割して役割を持たせる「ゾーニング」の一種です。

たとえ同じスペース内であっても、床の色を変えることでわかりやすくエリアを区切り、雰囲気を変えることができるのです。

新たに壁を作るのはコストがかかりますし、パーテーションなどで区切るとひとつひとつの区画がそれだけ狭く感じられるようになります。

その点、床の色だけで区切るゾーニング方法は、「人の通り道と執務スペースの区切りをつけたい」「ちょっとした休憩スペースを作りたい」という場合などに便利です。

 

素材の種類による違い

オフィスの床は、クッションフロア、カーペット、フロアタイル、フローリング、大理石などの素材から選ぶことができます。

カーペットには1枚の布でできたものと、正方形などのタイル状のものを組み合わせるタイルカーペットがあります。タイルカーペットは組み合わせによるデザインもしやすい上に、床下の作業をする際なども取り外しがしやすく、便利な床材です。

クッションフロアとフロアタイルは、見た目が似ていますが、1枚の大きさや質感が異なります。フロアタイルの方が上質で高価です。

場所によって材質を変えるのもおすすめです。例えば受付や応接室は大理石やカーペット、執務フロアはクッションフロアなど。また、あえてオフィスに畳を取り入れて、リラックスした中で仕事を行おうという企業もあります。

予算やオフィスの雰囲気に合わせて選んでみましょう。

 

色による違い

オフィスの執務エリアの床に多く見られる色は、「グレー系」です。

明るい木目調やブルーなどを取り入れた床にしてみると、オフィス全体を明るい雰囲気に変化させることがでます。実際に、床を木目や明るい色にした企業のインテリアデザイン例を見てみると、部屋の中の雰囲気がまったく異なることがわかるでしょう。

同様に、休憩スペースについても、リラックスできるグリーンの床や、アースカラーを取り入れた床にすることで、くつろげる雰囲気づくりができます。

また同じ木目やブラウン系の床であっても、色の明るさや素材の違い、組み合わせによるデザインの違いなどで異なるイメージを演出することが可能です。

どのような雰囲気になるのかは、小さな部材見本ではなく、施工後の写真や実例を見た方がはっきりわかります。レイアウト例を比べて検討してみましょう。

 

床の機能性

コツコツという靴音は、案外と耳に響くものです。エントランスなどではよくても、実際に業務を行う執務スペースでこのような靴音がひっきりなしに響くというのは問題があります。

オフィスの床を選ぶ際は、デザインだけでなく、こうした音の響き方や、耐久性についても考慮するようにしましょう。

その際、万が一、一部が剥がれたり欠けたりしてしまった場合の補修方法や、一部だけ貼り替えられるのかどうかといったことについても確認しておくと安心です。

 

まとめ

オフィスの床は、色や素材を変えることでエリア分けを行ったり、動線を示したりすることもできるものです。オフィスの床材の種類は、素材も色も豊富にあるため、見本を取り寄せて比べてみましょう。実際に敷設する前に、イメージ図を内装会社に出してもらうのもおすすめです。

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