飲食店開業に必須!食品衛生責任者ってどうやって取得するの?

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飲食店を開業するときは、「調理師学校に通って免許を取らないといけないのかな?」などと不安に思われる方もいるかもしれません。しかし、実際には、飲食店の開業に必要な資格は「食品衛生責任者」ひとつだけです。資格の取り方や申請の仕方について見てみましょう。

食品衛生責任者とは

飲食店に限らず、食品工場など、食品の衛生管理が必要な事業を行う場合に必要になるのが、「食品衛生責任者」の資格です。食品の衛生を保つために定められた決まりで、「食品衛生責任者資格」という資格を持った人を「事業所の食品衛生責任者」として定めなければなりません。

食品衛生責任者資格は、17歳以上(※自治体によっては高校生は不可)であれば学歴などに関係なく、誰でも簡単に取ることができます。

なお有効期限はありません。そのため、「今すぐではないけれど、いつか自分の飲食店を開きたい」と思っている方は、本格的にお店の計画を練り始める前に取っておくというのもおすすめです。

食品衛生責任者資格は講習受講で取れる!

食品衛生責任者資格は、食品衛生責任者養成講習会を受講することで取ることができます。講習会の受講終了証が食品衛生責任者資格を満たす証明書になりますので、飲食店営業許可申請を保健所に提出するときに一緒に提出しましょう。

講習会は、月に複数回、定期的に行われています。また、会場も複数ある場合が多いので、自分の行きやすい場所で行われている講習に参加してください。

なお、講習会は、それぞれの都道府県が管轄して行っているものですから、細かい要件については各都道府県によって異なる場合があります。実際の受講資格や、受講にかかる金額などは、事前に各都道府県に確認するようにしましょう。とはいえ、平成9年4月1日以降に取得した資格については、どこの都道府県でも通用しますから、資格は地元で取って、将来都心部で開業するということも可能です。

具体的な受講方法と講習内容

食品衛生責任者養成講習は、各都道府県にある食品衛生協会が開催しています。受講するためには、事前にこの協会に受講申し込みをする必要がありますから注意しましょう。

申し込み方法は地域によって異なりますが、多くの場合は、郵送か直接窓口に申し込むことになります。web受付などは行われていないことも多いので、申し込みがギリギリになってしまわないようにしましょう。

受講に必要な受講料は、10,000円前後です。これは、申込時ではなく、当日持参することになります。

受講は、衛生法規2時間、公衆衛生学1時間、食品衛生学3時間(テスト含む)の計6時間です。1日ですべての科目の講習が行われるため、何度も通う必要はありません。テストも、きちんと講義の内容を聞いていればわかる確認テストのようなものですから、事前勉強などは不要です。

講習の受講が免除される人

食品衛生責任者講習は、食品の衛生について勉強するためのものですから、すでにその知識があると考えられる人に対しては受講が免除されます。

例えば、栄養士や調理師の免許を持っている人や、食品衛生管理者の資格がある人、大学等で所定の単位を取得した人などが該当者です。

自分が免除対象かどうかわからないという場合は、各大学や各地の食品衛生協会に問い合わせてみましょう。

まとめ

飲食店では、店舗ごとに食品衛生責任者を決めることが義務付けられているため、食品衛生責任者の資格を得るために食品衛生責任者養成講習を受けなければいけません。講習で行われるテストの内容はそれほど難しいものではありませんが、講習は、これから食品を扱うための知識を身に付けるためのものです。ただ受講して資格を取ればいいと思わずに、きちんと内容を理解するようにしましょう。