初めてのお店、一体どの地域に開店するのがいいの?

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どんなお店を開こうかと考えるとき、多くの方が思い浮かべるのは、お店のメニューや内装ではないでしょうか。しかし、お店を開くためには、まず、店舗用の物件を用意しなければいけません。そこで、ここでは、「どの地域で物件を探すべきか」についてご説明します。

 

地域設定を適当にしてしまうと思わぬ問題が起こることも!

旅先での素敵な思い出を振り返って、「あんな場所でのんびりお店をやりながら過ごしたらどんなに素敵だろう」と夢みることはとても楽しいことです。 しかし、実際にお店を開こうというときには改めて検討し直したようがよいでしょう。こうした夢を実現させるには、大きな困難が伴うものです。 自宅から遠い場所に店舗を構えるとなると、準備のために何度も現地との行き来をしなければならなくなりますし、最終的に自分がお店を回すのであれば、開店までに移住をする必要も出てくるかもしれません。 また、既存店に常連がいて新しいお店の需要が少ない地域もありますし、地域性と予定しているお店のコンセプトが合わない可能性もあります。 「旅先素敵な思い出」というのは極端な例ですが、電車で1時間程度の距離の場所であっても、同様の問題が起こることは十分考えられます。 なんとなく憧れだけで出店地域を決めてしまわずに、事前にどのような土地柄なのかをしっかりリサーチして計画を立てましょう。

 

初めての独立開業なら地元が安心!

初めてお店を開くときは、やはり地元でオープンするのが安心です。自宅から近いため、開業準備でお店へ行くにも、役所などへ届け出に行くにも便利です。また、住んでいる地域であれば、どのような住民が多いのか、どういったお店にニーズがあるのか、といった点も把握しやすいでしょう。さらに、スタッフを探すときも、近隣の友人や知人に声をかけることができるため、有利に人材確保を進められます。

自宅の隣や同じ町内とまでは言いませんが、少なくとも地理に明るい、気軽に行ける距離で物件を探すのがおすすめです。

 

都会と地域密着型店舗、どっちがいい?

人が多く集まる都会には、飲食店がたくさんあります。ターゲット層が多くいる代わりに、ライバルも多いというわけです。

一方、地域密着型の店舗の場合、ターゲットの絶対数は、都会と比べて少ないことが多いですが、その代わりにライバル店はそれほど多くなく、人の移り変わりが少ない分、常連客を獲得しやすいというメリットがあると言えます。

このように、人の多く集まる都会のお店にも、地域密着型の地元店にも、それぞれのメリットとデメリットがあります。沿線のターミナル駅などで回転率の高いお店を目指すのか、郊外で常連をつかむのかは、開こうとしているお店のコンセプトや特徴も大きく関わってきます。都会は賃料も高くなるため、キャッシュフローにも気をつけつつ検討してみましょう。

 

地域に合わせたお店作りを意識しよう

出店する地域で愛される人気店になるためには、その地域に暮らす人々のニーズに対応したお店作りをすることが大切です。地域のもつ特徴や、地場の産業にマッチしたお店作りを意識するようにしましょう。

自分の夢を叶えようと考えたら、それに合った地域を選び、地域を決めたら、自分の希望とその地域でのニーズをすり合わせて、バランスのよいお店作りをする必要があります。夢だけを追っていては、なかなかお店を成功させることはできません。顧客のニーズも念頭に置いたお店作りを心がけましょう。

 

まとめ

初めて飲食店を開業しようというときは、手続きのしやすさなどから考えても、地元近くで店舗を探すのがおすすめです。ターゲット層の多い都市を選ぶか、ライバル店の少ない地域密着型店舗を選ぶかは、お店のコンセプトなどによって決めましょう。出店地域によるコスト差やターゲット差も考え合わせて、「経営」を意識した地域選びをすることが大切です。