飲食店のスタッフ育成のために必要な3つのポイント

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仕事量が10あるとき、1時間で1しか仕事のできないスタッフであれば10時間かかりますが、1時間に5の仕事ができるスタッフを育てられれば、たった2時間ですべての仕事を終えられます。お店の業務をスムーズに行うために、能力の高いスタッフを育てましょう。

 

スタッフを育成することはお店のコスト削減につながる

スタッフが育っていないと、お店の回転率やクオリティが下がってしまうだけでなく、スタッフ自身のモチベーションも上がりにくくなります。スタッフがすぐに辞めてしまったり、「お給料さえもらえればいい」という考え方になってしまうのは、大抵、スタッフの育成か採用に失敗しているからです。

スタッフを育てることは時間のかかることですが、着実に成長させることができれば、最終的にはお店のコスト削減と利益につながります。スタッフの教育は大事な先行投資と考え、しっかり行うことをおすすめします。

以下でスタッフ育成のための3つのポイントをご紹介しますので、ぜひ実践してみてください。

 

1.最初にきっちりルールを作る

Aさんには○○と教えたのに、Bさんには××と教えた、ということが起こると、両者の考えにずれが出てしまいます。 この状況で、新しくCさんがスタッフとして採用されたとしましょう。CさんはAさんから○○と教わりましたが、その後、Bさんに違うと怒られてしまいました。こうなると、Cさんは働きにくさと感じてしまうことになりますし、スタッフ間で口論になるなど、トラブルのもとにもなります。

仕事の内容に関する共通のルールは、最初に定めておくことが大切です。また、ルールはいつでも再確認できるように、見える場所に貼っておいたり、ノートなどにまとめ、誰でも見返せるようにしておきましょう。新しいルールが決まったら随時追加するようにしておけば、連絡漏れなどの問題も起こりづらくなります。

 

2.初日は時間を惜しまない

忙しい飲食店では、初日にいきなり多くの仕事を任されることもあります。しかし、これではきちんと仕事を覚えることができません。その場その場で対応することはできても、曖昧な部分を残したまま仕事を進めることになってしまうため、業務がきちんと遂行できなかったり、スタッフに不安を抱かせることになります。

そこで、初日は戦力としてカウントするのではなく、お店のコンセプトや看板メニューなどを説明したり、接客をするときのロールプレイングなどを行うことに時間を使いましょう。

最初に仕事を任せるときは、先輩スタッフが横について、トラブルが起こったときの素早いケアができるようにしておくことも大切です。

そのため、初日から1週間程度は、教育のために、より多くの手間や人員を割かなければならなくなることもあるでしょう。しかし、これは何の仕事でも同じことです。最初からそういうつもりでいれば、なかなか仕事を任せられないと苛立つこともなくなるのではないでしょうか。

 

3.スタッフを正しく評価する

人は誰でも、行ったことを評価されれば嬉しくなり、モチベーションが高まるものです。

できなかったことができるようになったり、仕事ぶりに配慮が行き届いて顧客の満足度を高められるようになったり、と、スタッフを褒めるタイミングはたくさんあるでしょう。スタッフひとりひとりの働きをきちんと見て、適切に評価することが大切です。

全体の中での優秀さを褒めるのはもちろん、その人個人の成長を褒めることでも、スタッフのやる気は上がり、店のためにもっと頑張ろうという気持ちを抱きやすくなります。口頭での評価、昇給のほかにも、独自の表彰制度やステップアップ制度を設け、スタッフのモチベーションを鼓舞するのもおすすめです。

 

まとめ

スタッフは、同じ飲食店を運営していく仲間のひとりです。ただ従業員として見るだけでなく、きちんとひとりひとりに向き合って教育を行い、成果を評価するようにしましょう。そうすることで、スタッフのやる気も上がり、よりよいサービスを行えるようになるはずです。