美容室の開業時、物件はどう選んだら良い?

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美容室は、競合店も多く、技術以前に、そもそもの立地や物件の作り方によって集客力が大きく変わってしまうこともあります。美容室を新規開業する場合に気をつけたい物件の選び方について考えてみましょう。

 

物件の種類

美容室には、賃料や特徴の異なる4つのタイプがあります。

  • 路面店
    路面店には、何より「目につきやすい」「入りやすい」という大きなメリットがあります。反面、大きな道路に面していると落ち着かない、外から見られるのが嫌、という顧客もいます。席の向きや、入口の目隠しなどを工夫しましょう。
  • 2階
    路面店よりも家賃を抑えることができるため、低コストで開業が可能です。ただし、「お店がある」ということに気づいてもらいにくなかったり、路面店に比べて入りづらいというデメリットがあります。
  • 半地下物件
    半地下物件も、2階物件同様、路面店よりも賃料が安いという特徴があります。さらに、2階や3階の物件よりは入りやすいことも多く、階段入口に看板を置くことで、店の存在をアピールすることもできます。とはいえ、路面店に比べると集客力は劣ります。
  • 3階以上
    3階以上の物件は、エレベーターがない場合かなりの不利になると考えられます。また、通りがかりの客が入りづらいため、一定の顧客を確保しておかなければ成功するのは難しいでしょう。その分、賃料はもっとも安く借りることができます。

 

内装の重要性

街を歩いていると、多くの美容室があることがわかります。また、美容室には、小規模な店舗が中心で、市場規模に比べて大手チェーンが少ないという特徴もあります。これは、独立を目指す美容師が多いためで、それだけ独自路線の美容室が多く、競争が激化していると言えるでしょう。 美容室は、リフレッシュやリラックスを求めて訪れる人も多い場所ですから、内装によって来店する客層も変わってきます。お店のコンセプトを直接反映させやすい部分ですから、こだわって作り、他店との差別化を図りましょう。

 

内装を考えるときのポイント

内装を考えるときは、まず、「どのようなコンセプトで、誰をターゲットとするのか」を意識しましょう。ターゲットが曖昧なまま内装を決めていくと、統一感が失われる恐れもあるため、明確なペルソナを設定して内装デザインを決めていくことをおすすめします。 ターゲット層の傾向によって、求められる雑誌やカット、カラーなどが変わるのと同様に、内装についても、ポップでキュートか、ホテルのようでゴージャスなのか、落ち着けるナチュラルなのかが変わってくるのです。 また、美容室は髪型を新しくする場でもありますから、清潔感や落ち着ける雰囲気があることも大切です。

 

居抜き物件には注意が必要

美容室は、内装や設備が独特で、一から用意するとなると多額のお金がかかることなどから、元々美容室だった居抜き物件を希望して物件探しをする方もいるでしょう。最初からある程度の設備が整っていれば、コンセプトに合わせた内装工事などをするだけで済みますから、コストを抑えられます。 しかし、安易に居抜き物件を契約してしまうと、実は設備が使えなかったといったトラブルが起こる可能性もあります。撤去費用などがかさんでかえって余計に費用がかかるケースもあるため、素人判断は危険です。 どちらにせよある程度の内装工事は必要になりますから、美容室の施工経験の豊富な専門業者に依頼して、物件探しの段階から随時確認してもらうと良いでしょう。

 

まとめ

美容室は競合が多いため、ターゲット層を取り込めるよう、物件探しや内装工事にも気を配りましょう。コンセプトを明確にした内装デザインを実現するためにも、安易な判断はせずにプロの意見を取り入れるのがおすすめです。