家具屋・インテリアショップを開業するときの物件選びのポイントは?

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家具を扱う店舗を開業する場合には、お店のコンセプトや家具を仕入れるルート、資金計画などを立てるのと同時に、どこに店舗を構えるのか考えることが重要になります。どのような店でも独立開業というのは大変なことですが、家具を扱う店には、業種ならではの「物件選びで注意すべき点」があるので、気に留めておきましょう。

 

広さを考える

家具を扱う家具屋やインテリアショップ(以下、家具屋)には、文具を扱う文具店や魚を扱う魚屋などと比べると、「ひとつひとつの商品が大きい」のが特徴です。つまり、「自宅を改装してその一角で家具屋を開く」、「家賃の安い小さな店舗から始めて大きくしていく」といったことが難しい業種であるということです。
さらに、在庫を豊富に持つ郊外の倉庫型店舗と街中にあって個人ユーザー向けのこだわり家具を取り扱うショップとでは、必要な面積が異なります。例えば、スツールやローテーブルなどをメインで置く店であればそれほど大きな広さは必要ありませんが、ベッドや大型の食器棚を取り扱う場合、それらを数種類置くだけでかなりの広さが必要となります。 

大型店舗の場合、駅前に店を構えるのは現実的ではありませんから、幹線道路沿いなどに物件を探すことになるでしょう。
駅前にオープンする場合は、在庫をどのように管理するのかということについて考えておかなければいけません。バックヤードなどを作るのか、店頭に並べた在庫のみにするのか、あるいは注文形式にして店頭には見本品だけを置くのかといったことです。場合によっては、郊外の安い土地に別に倉庫を借りるのも良いでしょう。

 

コンセプトを考える

駐車場や内装を考えるときの指針となるのが、「店舗のコンセプト」です。コンセプトがはっきりしていれば、おのずとどのような設備が求められるかもみえてくるでしょう。個人向けか法人向けかという点はもちろん、通販がメインなのか店頭販売がメインなのか、実用的な家具なのかデザイン重視なのかなど、明確にしましょう。
コンセプトが決まったら、想定される顧客層のニーズに合わせて駐車場の有無や台数、配送網の整備などについて決めていきます。配送については、軽トラックの貸し出しサービスを行う店舗もあります。柔軟に検討しましょう。

デザイナーズインテリアなど、デザイン性の高い家具を取り扱う場合は、内装のデザインを特にしっかり考えたほうが良いでしょう。ただ家具を並べるだけでなく、高級感のある場作りをしましょう。

 

家具店は1階がいい!?

家具を運搬する際、2階から下ろすのはとても大変ですので間口の広い1階を店舗にしましょう。晴れた日は店舗入口にも家具などを置くと、より道行く人の目に留まります。駐車場からも、上下移動がないためアクセスしやすく、全体的に来店の心理的ハードルが下がるというメリットがあります。

 

2,3階の店舗の場合

2,3階に店舗を構える場合は、家具をどのように出し入れするのかを考えます。
モデルルームのように展示に利用するだけで、実際の家具移動をしないのであれば、1階でなくとも不便は少ないでしょう。それでも展示品の入れ替えなどはありますから、間口や階段の広さ、窓の広さ、店舗に面する道路の広さなどが問題にならないかどうか確かめておきましょう。

 

まとめ

家具屋の物件選びは、広さや駐車場について考えるだけでなく、家具の展示方法や、入れ替えの際の移動の便などについても検討する必要があります。これらを判断するには、取り扱う家具の大きさや種類が決まっている必要があります。準備段階で安易に物件を決めず、よく検討しましょう。