開業時に考えたい、お店の印象を左右するカフェの内装

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現代日本に住んでいて、カフェに一度も行ったことがない人はほとんどいないでしょう。多くの方は日常的にカフェを利用しており、「お気に入り」のお店を持っていることも少なくありません。では、「お気に入りのカフェ」になるためには、どうすれば良いでしょうか。

 

個人経営のカフェには「居心地の良さ」が求められている!?

今や、ある程度の規模の街であれば、あちこちにチェーンのコーヒー店があり、コンビニやファミリーレストランでも気軽に挽き立てのコーヒーを飲むことができます。このような店を相手に、個人経営のカフェが、「価格」や「お得感」で勝負することはなかなかできないでしょう。
しかし、落ち着いた昔ながらの喫茶店や、個人経営のオシャレなカフェには、価格とは別の魅力があります。こうした魅力を感じてもらうことで店に足を運んでもらうことは十分可能です。コーヒーの味の良さはもちろん、ゆっくりとした時間を過ごせる居心地の良さや、高級感のある内装、こだわりのコンセプトなどについて追求し、チェーン店にはない魅力を創出しましょう。

 

コンセプトに合った物件探し

カフェのコンセプトによって、適した物件は異なります。
味を第一に考えて、様々なコーヒーや紅茶を楽しめる玄人好みのカフェを開くのであれば、コーヒーや紅茶にこだわる人達が多く集まる街に出店したいところです。一般的に、コーヒーは男性、紅茶は女性が好む傾向が強いと言われることから考えて、どちらを店の「売り」にするのかによっても選ぶべき土地は変わってくるでしょう。
また、若者をターゲットにしたオシャレな隠れ家カフェであれば、小さなアパレルショップなどが集まった街の路地裏などが良いかもしれません。反対に、明るい雰囲気のポップなカフェであれば、駅前の目立つ場所や学校の近くなど、オープンな場所が向いているでしょう。

有望な物件が見つかったら、契約前に、ビルや近隣に、ターゲット層が好むタイプの店舗があるかどうかについてチェックします。
人が集まる場所であれば、休憩のために利用してもらえる可能性は高いですが、ただ人が多い場所ではなく、コンセプトによって想定されるターゲットが多く集まっていそうな地域、エリアを選びましょう。

 

内装もコンセプトに沿ってデザインする必要がある

カフェの内装は、ターゲット層の好みやコンセプトに合わせてデザインします。特徴的な内装を採用すると工事は大変になりますが、話題を生み集客力についても期待できます。
飲食業界専門の内装業者に依頼して、デザイン案を出してもらいましょう。その際、自分の目指す方向性をしっかり伝えて認識のすり合わせをしておくことが大切です。コンセプトを伝え、目指したい方向性に近い店舗をいくつか挙げるなど、十分な打ち合わせを行いましょう。

 

こだわりを持ってほかとの差別化を図る方法も

多くのカフェがある中で、「あそこに行きたい!」と思ってもらうためには、個性を出して他店との差別化を図ることも大切です。例えば、おしゃべりが禁止のカフェや絵本を読めるカフェ、古民家を改装したカフェ、文房具などの特定アイテムを集めたカフェなど、独自のコンセプトを打ち出したカフェは話題になりやすいものです。
こうした独自路線を目指すことは、内装や物件探しの指針にもなるため、選択肢が絞れて準備をスムーズに進めやすいというメリットもあります。「特別な好きなもの」を持っている方は、それに絡めたカフェを目指してみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

カフェは利用者数が多く、店舗自体の数も、チェーン/個人経営店ともに非常に多くなっています。そんな中で繰り返し利用してもらうためには、コンセプトを定めて、自店ならではの魅力を打ち出すことが大切です。利用者に長く愛されるお店を目指しましょう。