立ち飲み屋の開業には資格が必要?

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ふらりと気軽に立ち寄れる立ち飲み屋は、時間やコストを抑えてお酒を楽しみたいというニーズに応える店として人気です。そんな立ち飲み屋をオープンしたいと思ったら、いったいどのような準備をすれば良いのでしょうか。立ち飲み屋を開くために必要な資格や手続き、また、開業時に役立つポイントについてご説明します。

 

立ち飲み屋に必要な資格

立ち飲み屋にも、洋風、和風、エスニック、昔ながらの雰囲気をあえて出した店、スタイリッシュな店など、様々な特色を持った店舗があります。 開業するにあたっては、コンセプトを明確に定めて、ターゲットをはっきりさせておきましょう。

立ち飲み屋の大きな魅力のひとつに、「低価格で気軽に飲める」ということが挙げられます。これを損なわないためには、「価格を抑える」ということとともに、「ふらりと立ち寄れる1階で間口の広くあいたオープンな物件」であることが重要になります。価格を抑えるためには、あえてテーブルを高めに作って回転率を上げたり、キャッシュオンデリバリーやチケット制度などで会計効率を上げたりする工夫をすると良いでしょう。

 

立ち飲み屋を開業するうえの注意点

誘導灯は、いざというときのための非常口をわかりやすく表示したり、逃げ道を示すために利用するものです。店舗や映画館などで、緑色の、人が逃げようとしているサインを見たことがあるでしょう。それが「誘導灯」です。
誘導灯は、原則としてどのような店舗であっても設置したほうが良いとされています。ただし、非常口が見通せて、距離が一定以下であれば設置しなくて良いという決まりもあります。誘導灯が必要か否か確認したい場合は、建物の図面を持って消防署に相談に行きましょう。

 

物件選びのポイント

立ち飲み屋に利用しやすい店舗には、「居抜き物件」と「スケルトン物件」の2種類が考えられます。

居抜き物件とは、前のオーナーが残した設備や内装をそのまま利用できる物件のことで、内装の自由度が低い代わりに、時間やコストをかけずに簡単にオープンできるというメリットがあります。
スケルトン物件は、居抜き物件とは反対に自分で内装をいちから作る必要がある物件です。特殊な内装の店舗をオープンさせたい場合に適しています。

立ち飲み屋の場合、「気軽に寄れる」ことが集客のポイントとなるため、特別凝った内装やデザイン性の高いインテリアをそろえる必要はそれほどありません。
そのため、居抜き物件を利用した開業でも特に大きな問題はないでしょう。

 

開業資金を下げるコツ

開業資金がかさんでしまうと、その後の経営を圧迫してしまいます。開業時のコストは、できるだけ抑えるようにしましょう。

コストを削減する方法として、居抜き物件を利用して設備費や内装工事費を抑えることや、2階のテナントに出店することなどが挙げられます。
2階店舗は、1階店舗に比べると集客力が劣りますが、インターネットなどを中心に宣伝をしたり、1階に看板を出したりすることでカバーすることができます。1階店舗のメリットと店賃のバランスを考えながら決めましょう。

反対に、コストをかけたほうがいい部分には、空調機や冷蔵庫があります。夏場に空調が故障してしまったり、効きが悪かったりした場合、その時にいた客は二度とお店に来てくれないかもしれません。また、冷蔵庫はコンプレッサーの寿命を考えた場合、中古で購入しても結局すぐに使えなくなってしまう可能性があります。

 

まとめ

立ち飲み屋は、特別なスキルや免許がなくてもチャレンジしやすい業態です。しかし、長く続けていくためには、最初に物件探しや店舗設計をする段階で、コストを圧縮する方法について考えておくほうが良いでしょう。