3つのステップで完了! 具体的な飲食店開業の手順とは

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飲食店を開業したいけれど、何から始めれば良いかわからないという方もいらっしゃるでしょう。実際に、飲食店をオープンするまでにはこなさなければならない、たくさんのステップがあります。こうしたステップは、大きく3つにカテゴライズすることが可能です。ここでご紹介する3つのステップで、開業までの流れをイメージしてみてください。

開業のためには場所が必要

どんなお店でも、実際に来店したお客様に飲食物を振る舞うのであれば、店舗となる場所が必要です。まずはどのような人をターゲットにどのくらいの規模のお店を出すのか検討しましょう。それによって、広い一軒家レストランなのか、カウンターだけの小さなお店なのか、それとも移動型なのかといったお店の形式が決まってきます。

お店の具体的なターゲット層や雰囲気が決まったら、想定される客層の多い地域で、採算がとれる規模の物件を探しましょう。
また、内装についても考えていかなければいけません。お店のコンセプトにあった内装デザインを決め、物件の工事が完了して、初めてお店をオープンすることができるのです。

場所が決まったら内部を整える

物件を借りたら、実際にそこに何席の客席を作るのか、テーブルをどのように配置するのかといったことを決めます。席数によって、見込める売上や居心地の良さなどが変わってくるため、慎重に検討するようにしましょう。

お店で使うインテリアや食器、小物類についても、コンセプトに合うもので揃える必要があります。万が一にも食器が不足するようなことがないように、破損が起こった場合の予備も含めて準備しておきましょう。

また、どのようなメニューを出すのか、材料はどこから仕入れるのかといったことについても決めておかなければいけません。メニューは、飲食店にとって一番重要なポイントです。ターゲット層のニーズを把握した上で、コストや作成手順を考えて決めるようにしましょう。

これらが確定すると、日常的にかかる仕入れ経費や、従業員を何人雇う必要があるのかといったことがわかってきます。より具体的な売上目標を立てられる段階になるため、オープン前に収支がプラスになるラインがどこなのかを見極めておきましょう。

開業のための手続きを行う

飲食店を開くためには、食品衛生責任者を定める必要があります。各地方で随時講習が行われていますから、早めに申し込みをして、食品衛生責任者資格を取得しましょう。
また、お店を開く場所の保健所に出す「営業許可申請」も必要です。この申請に通るためには、キッチン設備などが各保健所の定める基準をクリアしていなければなりません。要件については、内装工事の前に確認しておきましょう。

その他、火を使って調理を行う業態の場合は、消防署に「防火対象設備使用開始届」を、深夜0時以降にお酒を提供する場合は警察署に「深夜酒類提供飲食店営業開始届出書」を出す必要があります。業態によって必要な書類を揃え、オープンに間に合うように申請しましょう。

新たに飲食店オーナーとして事業を起こす場合は、税務署に「開業届」も提出しなければいけません。さらに、人を雇う場合は労働基準監督署や税務署での手続きが必要となるほか、社会保険に加入させる場合は年金事務所での手続きも必要です。このあたりの手続きについては、社会保険労務士や税理士などに相談すると安心です。

まとめ

飲食店を開業するためには、お店を開くための場所を用意することと、メニューやコンセプトといったお店の中のことを決めること、そして、各種の手続きを行うことの3つのステップが必要です。それぞれのステップは独立しているわけではなく、影響し合う部分もあるので、並行して進めるようにしましょう。